ご無沙汰しています。

 ほぼ3週間のお休みの間、ティオマン島にリハビリに行ったり。KLで日々をダラダラと暮らしていて、体調はバッチリ。7月より業務を再開!残り4週間をビシビシッと決めて帰ろうと思っていたのですが、ほぼ2ヶ月も仕事してないのですっかりボケちゃって…^^;)これじゃ引き継ぎじゃなくって、なすり付けじゃないか…と責められそう。
 ま、ここ2,3日は大分感を取り戻してきたので、なんとか問題なさそうですが。

 いよいよ残り日数が3週間を切ったので、いわゆる "帰国モード" に入りつつあるのですが、前回の延長の件があるのでまだ何が起こるかわからない。安心出来ないと言った心境です。


 皆さんテレビや新聞の報道で既にご存じかと思いますが、KLに新しい国際空港がオープンしました。先日はこれで酷い目に遭ったので今回はこれを報告いたします。(なんかこんなんばっかり…。)

 去る7月2日、翌日にJICA事務所に行く用事が出来たのでKLに上がることになったが、その日の仕事がなかなか片づかず、夕方の5時になってしまった。

 任地クアンタンからKLに上がるには交通手段として3つの選択肢がある。高速バス、長距離タクシー、航空機である。値段と時間は以下の通り。
    ○バス   RM11.00-(約 ¥370-) 約5時間
    ○タクシー RM65.00-(約¥2200-) 4時間弱
    ○航空機  RM79.00-(約¥2650-) 約1時間
 時間が惜しいときは飛行機。それ以外はバス。という選択になる。

 この日は早めにKL行って
「何か美味いものでも食おう……」
と思っていたので、クアンタンの街からマレイシア航空の予約ダイヤルに電話して、夜7時40分の飛行機を押さえ、それまでの腹をもたせるためのハンバーガを片手に、空港へと向かった。

 空港に着いたのは7時少し前。いつぞや乗りそびれた経験から空港にはギリギリには行かない様にしている。
 着いてすぐに掲示板を見ると、KL行は7時20分発の表示が出ているのであわててカウンターに駆け込むと、あなたの予約は次の便です。これは前のが遅れている。次の便は9時頃来ます。とのコト。
 今日はいい天気だし、全く風もないのにどうしたのだと尋ねると
「新しい空港だから……」
だそうでである。
 ゲゲッ!国内線も全て新空港に移ってしまっていたのか!

 KLの新空港=KLIAは、最新の設備を装備し世界2番めの規模を誇る空港で、搭乗手続きをはじめ、入出国の管理まですべてコンピュータを使ってスムーズに行う最新鋭の空港であるそうだ。この日は正式オープンから2日目であった。

 この時点で自分がバスを選ばなかったのは大きな間違いだったと言うことに気がつくのであった。


 待つこと2時間。9時過ぎになってやっと表示板に "delay" が点灯し22:25なる時間が…。ここまで待ったんだ、あと1時間くらい待ってやる。

 夜10時になって搭乗呼び出しがあったが、なにやら手続きをしている空港職員と客が言い争っている。よくよく聞いてみると、この呼び出しは我々の便の次の飛行機の呼び出しで、我々の飛行機はまだ来ないそうだ。同じKL行なんだから先に乗せろ!いや乗せられない!と、やっている様だが、さすがにコレだけマレイシアにいると
(ああ、そういうこともあるでしょう……)
と諦めてしまえる自分が悲しい。

 それにしても腹が減った。なぜか空港のロビーのカフェは閉まっている。

 10時15分。やっと我々の乗る便がやってくる。
 しかし飛行機は山の手線とは違って到着したからすぐに搭乗出来るワケではない。整備のため10時40分まで待たされ、やっと乗り込む。
 機体が離陸したのは11時のコトであった…。


 飛んでしまえばKLは近い。11時25分には着地。
 ところが! 新空港は広いよ! 空港内をのろのろと走り回ることおよそ10分、やっとターミナルに設置。
 今回は荷物を預けてないからさっさとバスに乗りに行こう…と出口のインフォメーションを見ながら行けども行けども出口に着かず。そのうち道間違えたんじゃないかな?なんて不安になって来たりして…。10分以上歩いてやっと出口に到着。もう12時前10分になっている。

 新空港はKLから遠い。成田なみに遠いのである。空港からKLまでの交通機関はまたしても3つの選択肢である。詳細は次の通り。
    ○高速バス    RM25.00-(約 ¥840-)
    ○空港タクシー  RM65.00-(約¥2200-)
    ○路線バス+電車 RM 7.00-(約 ¥240-)
 クアンタンからの飛行機代を考えたらタクシーなぞ乗るバカ者はいない。当然電車を選択したいのだが…時間が時間なので高速バスを選択する。

 バス乗り場まで行って、切符を買いに行くと12時30分発のがあるそうで、それを買ってバスに乗りこんで待つ。幸いバスは12時20分くらいに出発した。
 高速道路に入ると、さすがは夜中 道路はすいている。これなら1時間かかるまい。
「しめしめ……」
などと一人で安心していると、いきなりバスはサービスエリアに…!

 運転手と車掌は降りたまま20分も戻って来ない。バスのエアコンは思いっきり寒いので、トイレに行きつつ様子を窺えば… なんとメシを食ってやがる。
 こんなに待たすなら先に言えよ!こっちだって腹減ってんだ!と言っても、もうすぐ出発する様だ。しょうがないのでコーラとえびせん買ってバスに乗り込む。
 あとどのくらいかかるのか?と聞けば
「40分くらい走る。」
とのこと。
 夜1時、再びバスは走り出す。


 やっとバスターミナルに着いたときは、もう2時前15分。しかし、空港バスのターミナルはKLの街からちょっと離れている。時間が時間だけに路線バスはない。たまたま同じバスの客が、同じ方向だったので、3人乗り合わせということでタクシーをつかまえてコレに同乗。隊員連絡所に着いたのは夜の2じを過ぎていた…。

 クアンタンからKLまで8時間。費用RM100.00-以上。一体何だったんでしょう?長い一日でありました。


 しかし、その後の情報によれば、新空港での被害はそんなものではないらしいのです。
 到着した飛行機にリフトが取りつけられず、機内に1時間も閉じ込められたまま待たされる。預けた荷物がコンベアに乗って出るまで3時間も待たされる。等などです。この空港で荷物預けたら絶対に目的地には着かないような気がする。帰国時が恐い!

 これだけ混乱している新空港。しかしマレイシアは報道統制がある国です。一切こちらのメディアには出てきません。新しく素晴らしい空港です…と宣伝しています。やるな!マハ太郎。


 さて、前回の "ゴキブリの日" には世界中から励ましのMailを頂きました。ゴキブリにはコンバットが効くと言うことで、購入してみたのですが、コンバットはゴキブリを誘き寄せて殺すらしいので、タダでさえあんなにいるのに誘き寄せたらどうなるのか…考えただけでも恐ろしいので使用を見合わせています。他に何か妙案があったら知らせ下さい。

 また、 "美女とダイビングに行った…" と書いたら、 "美女の情報が無いゾ!" とオシカリを受けましたので、今回は特別サービスで画像データ(JPEG)を添付します。
 それと、マレイシア首相のマハ太郎さんのところに行った時の画像も添付いたします。御堪能下さい。

 というワケでいよいよ帰国もせまる時期になってきました。
 もう一回くらい帰国前に近況が送れるといいなぁ…と思っています。

 それでは Jumpa lagi! また会いましょう。



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